お中元
みなさん、こんにちは☆
感染者がまた増えてきて〝第7波〟がやってくると言われていますが、みなさん、お変わりなくお元気でしょうか。
落ち着いてきたから遠く離れた実家に久しぶりに帰ろうと思っていたのに...しばらく会えてなかった友達に会おうと思ったのに...やっと気の置けない会社の同僚と飲み会を開けるようになったのに...ともどかしい気持ちの方もいることでしょう。
こんな時こそお世話になっている方にこちらが元気だということを伝えたい!
日頃の感謝の気持ちを伝えたい!!
ナイスタイミングです。
〜お中元〜 の季節です。
〝たいしてお世話になってないけど、贈らないといけないから仕方なく準備するめんどくさい慣わし〟だと思ってる人も多いと思います(笑)
こっちだって、名産品のそうめんとかゼリーとか、特に普段は食べられなさそうなお高いお肉食べたいわっ!そもそもお中元て何なのよっ!!!
〝お中元〟とは元々は中国の文化だったようです。
旧暦の7月15日が死者の日と言われる「中元節」だったそうで、日本に伝わった時、ちょうど「盂蘭盆会(うらぼんえ...お盆のこと)」で2つの行事が混ざって変化していき、江戸時代には、お盆の御礼として、お世話になった人たちに感謝を伝えるために贈り物を贈るようになっていったそうです。
贈る時期としては地域によって違いがあるようで東日本だと7月上旬から15日あたり、西日本だと7月中旬から8月15日あたりだそうです。
一体、何を贈ったら良いんでしょうか。
でもせっかく贈るなら喜んでもらいたいっ!!! 相場は大体、3000〜5000円程度。
特別お世話になった方には10000円くらい...ですが、あまり高すぎる物を贈っても気を使わせてしまいます。
負担にならない程度の物で良いでしょう。
今ならネットでも手配は出来るでしょうし、実際に見て買いたい方はデパートに行けば特設会場が出来ているはずです。
しかし...相手が好きそうだからと贈ったは良いけど...実はそれ、避けた方が良い贈り物だったなんてこともあるかもしれません...。
避けた方が良い贈り物リスト 恒例のやつ、念のためやめなさいリスト載せておきますネっ!
・包丁やナイフ→縁を切るという意味がある。(そもそも相手が料理人だったり、相当仲が良くない限りどんな時でもプレゼントではやめておいた方がいいでしょう。
怖いです。)
・スリッパなど履き物→踏みつけるという意味があり失礼。(少し考えすぎな気もしますが、何言われるかわかりませんからものすごくおススメしたいスリッパがない限りやめておいた方がいいでしょう。)
・下着や肌着→施しで贈ったように思われる。(そもそも、下着は趣味やサイズもありますし、もらっても正直困りますね。やめておいた方がいいでしょう。怖いです。)
・ハンカチ→漢字で書くと〝手巾〟と書き、てぎれ=縁を切るという意味がある。(意外なところ!!!手巾と言わずハンカチと言って贈れば良い気もしますが...やはり何言われるかわかりませんから、ものすごく気に入ってるハンカチがない限りやめておいた方がいいでしょう。)
・櫛(くし)→く...苦、し...死を連想させて、縁起が悪い。(髪のことでお悩みの方もいるかもしれません。ナイーブなところなのでやめておきましょう。) といったところでしょうか。
他にも食べ物で賞味期限の短いもの、冷蔵品、冷凍品も冷蔵庫に入り切らない場合もあるので相手の事情を考慮してから決めましょう!...と、考え出すと「これはどうかな...」「これだと迷惑だろうか...」と悩みは尽きませんが、贈る相手がいてこその贈り物。
〝これを贈りたい〟と思った物を贈ることが大切です。ビールが好きだったはずだから缶ビールにしよう、お子さんと一緒に食べられる物にしよう、忙しそうだから日持ちのするお菓子にしよう...などなど、どんな物が良いか悩んだら本人にそれとなくリサーチしてみるのも良いかもしれません。
相手の笑顔が目に浮かぶような贈り物が見つかれば最高です。こうやって考えてみると面倒くさいと思っていたお中元も、相手の事を想って贈ればきっと相手にも伝わり喜んでもらえると思うとだんだん楽しくなってきませんか?
そうやって、コロナや不安定な気候と猛暑、こんな時にお中元が一服の清涼剤となればいいですね。♫